萩市民病院

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お知らせ

看護部

将来の萩の医療を担う人材の育成に向けて ~めざせ萩の未来を担う医療人!~

2024年10月22日イベント

将来の萩の医療を担う人材の育成に向けて ~めざせ萩の未来を担う医療人!~

 医療従事者の不足と高齢化が課題となっている萩医療圏において、萩の若者が学生のころから医療に触れることにより、医療への関心が高まり、医療の道を志すきっかけになればと、萩市民病院では、学生の職場体験やインターンシップ等の受入を積極的に行っています。

 一人でも多くの若者が、近い将来ここ萩の地で、我々とともに医療従事者として活躍いただけることを願い、病院スタッフ一同”未来の萩の医療人”をお迎えしています。

実施一覧

◆萩光塩学院高等学校 職業人インタビュー

  ・日 時:令和6716日(火)
  ・参加者:2年生 5

◆野田学園中学校 職場体験学習

  ・日 時:令和6729日(月)
  ・参加者:2年生 1

◆萩西中学校 職場体験学習

  ・日 時:令和686日(火)~7日(水)
  ・参加者:2年生 4

◆山口高等学校 職場(職業)体験学習

  ・日 時:令和686日(火)
  ・参加者:3年生 1

◆高校生1日看護体験 (看護協会主催)

  ・日 時:令和68月9日(金)
  ・参加者:5名

◆福栄小中学校職業講話

  ・日 時:令和6913日(金)
  ・参加者:中学部全生徒 17

◆萩東中学校 職場体験学習

  ・日 時:令和6925日(水)~26日(木)
  ・参加者:2年生 3名

◆萩商工高等学校 インターンシップ

  ・日 時:令和6102日(木)~4日(金)
  ・参加者:2年生 3

 

萩光塩学院高等学校 職業人インタビュー

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 令和6716日、萩光塩学院高等学校の看護系進学コースの学生5名が「職業人インタビュー」で来院されました。

 これからの進路に対する理解や、成人して社会に出ていくために、実際に職業人の声を聞きながら、働くということを学んでいただきました。

 参加された学生は、看護師とは実際にどんな仕事をしているのか、どうやって看護師の資格を取るのか、看護師が活躍する場などの説明を受けた後、学生からのインタビュー(質問)がありました。

 学生からは、「看護師になろうとしたきっかけは?」「記憶に残る患者さんとのエビソードは?」「看護師をやってきて一番大変なことは?」「看護師になるためにしておいた方がいいことは?」「人生をやり直せるなら、また看護師になりたいですか?」など多くの質問がありました。

 現役看護師からの自らの経験談も交えての答えに、参加された学生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。最後に市民病院の看護師から、皆さんと看護師として一緒に働けることを待っています。とのメッセージを送りました。

 インタビューに続いて、萩市民病院の中も案内しました。病棟やナースステーション、救急搬送されてくる患者の処置室などを見学しました。

野田学園中学校 職場体験学習

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 令和6729日、萩市出身で野田学園中学校の医進コースで医師を目指す生徒1名が「職場体験学習」で来院されました。

 将来の目標に向かって、医療のことや医師の仕事について体験しながら学んでいただきました。

 体験メニューの概要
  • 病院の説明(医療の仕組みや市民病院の概要)
  • 病棟体験(病棟看護体験や患者とのふれあいなど)
  • 病院の給食体験(病院食の検食の体験など)
  • 病院医師の体験(手術の見学など)
  • 診療所医師の体験(川上診療所での診察や、かわかみ苑の訪問診療の体験)

 

 医療についての学習では、中学生には少し難しい内容でしたが、熱心に学んでいました。

 病棟体験では、看護師の業務や患者さんとのふれあいを体験しました。

 病院の給食体験では、栄養士による患者さんへの病院食のメニューづくりなどの学習をした後、実際に出来上がった食事の患者さんへの配膳を体験してもらいました。

 また、病院食の検食体験として、患者さんへ出す昼食を実際に食べていただきました。この日のメニューは、カレーライスでした。

 午後からは、医師業務の体験として、実際の手術を見学してもらいました。手術室専用のユニフォームに着替えて、手術室の状況や手術の雰囲気など、日頃では経験のできない体験をしました。

 市民病院の医師だけでなく、地域の診療所の医師の仕事も体験してもらうため、川上診療所での診察や、かわかみ苑への訪問診療に同行して、訪問診療での医師の診察の仕事や施設に入所されている高齢者の方とのふれあい体験をしてもらいました。

 

萩西中学校 職場体験学習

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 令和686日から7日の2日間、萩西中学校2年生の4名の生徒が「職場体験学習」で来院されました。

 将来の進路選択を考える機会として、病院の職場や実際に働いている人を見学したり、病院の仕事を体験しながら学んでいただきました。

体験メニューの概要

1日目

  • 病院の説明(医療の仕組みや市民病院の概要)
  • 栄養科(栄養指導体験、検食体験)
  • 臨床検査体験(エコー、検体検査体験など)
  • 病院薬剤師の体験(薬剤の調合体験など)
  • リハビリ体験
  • 放射線科での体験(機械の見学や体験)

2日目

○看護体験

  • 病棟ケア体験(血圧測定、採血、車いす、シーツ交換体験など)
  • オペ室見学
  • 病棟食事見学(配膳、食事介助見学など)
  • 看護の各部署の説明や見学(外来、透析室、地域連携室ほか)
  • 看護師との座談会

 

 1日目は、医療の仕組みや市民病院の概要を学習した後に、いろいろな部署を体験してもらいました。

 栄養科では栄養士による患者さんへの病院食のメニューづくりなどの学習のほか、病院食の検食体験として、患者さんへ出す昼食を実際に食べていただきました。

 検査科では、心エコーの体験や、検体検査として実際に試薬を使って血液型の判別をしてもらいました。

 薬剤局では、患者さんに飲ませる薬ができるまでの粉薬の分包作業を実際に機械を使って体験しました。

 また、点滴の薬を混ぜる作業も注射器を使って体験しました。馴れない注射器で薬を吸い出す作業に苦労していました。

 リハビリ科では、リハビリに使う道具を使ってリハビリ体験を行いました。電気を使ったリハビリ器具では、実際にどの程度の強さの電気が流れるか自分の体に電気を通して体験しました。

 放射線科では、医療機械の説明に加え、MRIで部屋の中にどのくらいの磁力が発生しているのか道具を使って強さを体験してもらいました。

 2日目は、看護部の仕事を中心に体験学習をしました。同じ看護師の中でも、外来や病棟、手術室など、いろいろな役割や職場があることを学びました。

 血圧測定や採血、車いす、シーツ交換など様々な体験をしました。

 患者への包帯を巻く体験では、巻き方を学んだ後に2人づつのチームに分かれてどちらが早く包帯を巻けるかの競争で盛り上がりました。

山口高等学校 職場(職業)体験

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 令和686日、萩市出身の山口高校の3年生の生徒1名が「職場(職業)体験」で来院されました。

 理学療法法の分野を目指す学生が、理学療法士という職業や患者との関わり方、他の職種との繋がり方などを学び、進路実現への展望を見出すために、市民病院のリハビリテーション科で様々な体験をしていただきました。

 体験を終え、修了書をお渡ししました。夢の実現に向けて頑張っていただくことを期待します。

◆高校生1日看護体験

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 令和68月9日、山口県看護協会主催の「高校生1日体験」を萩市民病院で受け入れました。

 今年度は、萩高等学校1名、萩商工高等学校3名、萩光塩学院高等学校1名の生徒に参加いただきました。

 将来、看護の分野を目指す学生が、「看護師」という職業や、病院の他の職種との関わりを体験、見学しました。また、患者さんと直接ふれあう機会も設け、患者から見た看護師や病気・治療に対して直接の気持ちを聞くことで、看護に対する更なる興味や理解を深めていただきました。

体験メニューの概要
  • オリエンテーション(病院概要、病院で働くこと、感染対策、個人情報など)
  • 手術室見学
  • 高齢者の疑似体験(体験セットの装着や車いす、ストレッチャー体験など)
  • 病院食の試食
  • 看護体験(血圧測定、心電図、病衣交換、オムツ体験、小児沐浴 など)
  • 患者とのふれあい体験
  • 病院の各部署の見学(検査科、放射線科、リハビリ科、救急外来等)

 

 オリエンテーションでは、看護師の実際の仕事や看護師資格を取得するまでの流れ、看護師の活躍の場などについて、看護部長からの講義を受けていただきました。

 手術室の見学では、実際の手術衣を着用し、機材にも触れていただきました。

 一般の方が手術室の中に入ることは日頃できないため、通常では経験できない体験となりました。

 午後からは、病棟で患者のケアの体験を行いました。小児病棟では、キューピー人形を使って沐浴や小児看護の特徴などのについて学んでいただきました。

 体験中は、笑い声が響き、学生の間でコミュニケーションをとる場面も多く見られ、終始リラックスした雰囲気でした。

 参加した学生からは、「知らなかったことが経験できた」「貴重な体験ができた」「将来医療職として働きたい」という意見がありました。

 この体験が、地元の萩で医療職を目指すきっかけに繋がることの期待を感じた1日でした。

◆福栄小中学校職業講話

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 令和6913日、福栄小中学校で行われた職業講話に、河野看護部長が講師として参加しました。

 職業講話は、子どもたちが職業や勤労への関心を高め、将来の生き方を考える機会となるよう、さらには、地域の人々とのふれあいや職業活動が地域に貢献していることを理解し、ふるさとのよさをとらえなおすことを目的に毎年学校で開催されています。

 この日は、中学部生徒17人を前に、河野看護部長が看護師の仕事について講話を行いました。

 将来、看護師の道を目指す生徒が増え、ふるさとの萩で医療を支える人材が育っていくことを願っています。

 

◆萩東中学校 職場体験学習

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 令和6925日から26日までの2日間、萩東中学校2年生の3名の生徒が「職場体験学習」で来院されました。

 将来の進路選択を考える機会として、病院の職場や実際に働いている人を見学したり、病院の仕事を体験したりしながら学んでいただきました。

体験メニューの概要

1日目

  • オリエンテーション
  • 看護体験
    • 病棟ケア体験(血圧測定、採血、車いす、シーツ交換体験など)
    • オペ室見学       
    • 病棟食事見学(配膳、食事介助見学など)
    • 看護の各部署の説明や見学(外来、透析室、地域連携室ほか)
    • 看護師との座談会
  • 臨床検査体験(エコー、検体検査体験など)

2日目

  • 病院の説明(医療の仕組みや市民病院の概要)
  • 栄養科(栄養指導体験、検食体験)
  • リハビリ体験
  • 病院薬剤師の体験(薬剤の調合体験など)
  • 放射線科での体験(機械の見学や体験)
  • 修了証授与

 1日目は、看護部の仕事を中心に体験学習をしました。看護師には外来や病棟、手術室など、いろいろな役割や職場があることを学びました。

 生徒同士がお互いに血圧を測定する体験も行いました。血圧の上と下の数字は、聴診器で音が聞こえ始めるタイミングと聞こえなくなるタイミングだということを学びました。

 手術室見学では、実際に手術着の着用を体験しました。

 病棟や外来、地域連携などいろいろなところで働く看護師から話を聞きました。

 検査科では、検体検査として実際に試薬を使った血液型の判別や、エコーの体験をしました。エコーでは、心臓が動いている様子などを実際にモニターに映してみることができました。

 2日目は、医療の仕組みや市民病院の概要を学習した後に、いろいろな部署を体験してもらいました。

 リハビリ科では、実際に患者さんに使う器具を体験しながら、病院でのリハビリの仕事について学びました。

薬剤科では、患者さんに出す薬の分包など模擬体験しました。また、放射線科ではMRIの磁力の強さなどを実際に体験しました。

 2日間のを締めくくりとして、最後に病院長から修了証を授与しました。

◆萩商工高等学校 インターンシップ

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 令和6102日から4日までの3日間、萩商工高等学校2年生の3名の生徒が「インターンシップ」で来院されました。

 今後、社会人として勤労していくにあたり、職業観や勤労観を形成するとともに、これからの進路を考える機会として、病院の職場や実際に働いている人を見学したり、病院の仕事を体験したりしながら学んでいただきました。

体験メニューの概要

1日目

  • オリエンテーション
  • 病院の説明(医療の仕組みや市民病院の概要)
  • リハビリ体験
  • 放射線科での体験(機械の見学や体験)
  • 病院薬剤師の体験(薬剤の調合体験など)
  • 臨床検査体験(エコー、検体検査体験など)

2日目

  • 病棟体験
  • BLS体験(救命処置等の体験)【報道に公開】
  • 看護師体験
    • 聴診、バイタルサイン測定、注射、患者介護など

3日目

  • オペ室見学【報道に公開】
    • 手術着の着用体験、模擬手術体験など
  • 栄養科(栄養指導体験、検食体験)
  • 事務部の仕事体験
  • 修了証授与

1日目のオリエンテーションでは、市民病院の概要や役割、医療に関する基本的な事項などについて学習をしました。

     午後からは、市民病院の様々な部署の見学や体験を行いました。

     リハビリ科では、リハビリで使う器具を伝った体験などを行いました。

     放射線科では、レントゲンの機械の説明や画像診断の様子の見学、MRIの磁力の強さなどを体験しました。

     薬剤局では、病院での薬剤師の仕事の説明や、薬剤の調合の体験を行いました。

     検査科では、エコー体験や検体検査による血液型測定を体験しました。

     2日目のBLS体験(救命処置等の体験)では、心臓マッサージやAEDを使って救命処置を体験するとともに、実際のスポーツ競技中に起こった事例なども紹介しながら、初期の救急救命の大切さを学んでいただきました。

     なお、この体験は報道公開としており、この日は、はぎ時事新聞さんに取材をいただきました。

     午後からは、病棟の入退院支援のカンファレンスを見学いただき、患者さん11人の症状の確認や看護の方針、複数の職種での情報共有の重要さなどを学びました。

     その後、病棟での患者さんとのふれあい体験や、互いに看護役と患者役に分かれて患者さんを車いすに乗せるまでの体験、血圧測定、聴診器、包帯の巻き方、注射など様々な看護の体験をしました。

     3日目の手術室体験は、手術着の着用や手術前の手洗いの体験、実際に手術用で使う針に糸を通してガーゼに縫う体験をしました。

     途中から、市民病院の外科医にもお手伝いいただき、内視鏡の練習用の器具を使って、画面を見ながらの縫合体験もしました。

     また、この手術室体験は、報道公開の体験として、NHK、テレビ山口、山口新聞、萩テレビさんに取材をいただきました。多くのカメラに囲まれ、緊張しながらの体験でしたが、インタビューにもしっかり答えられていました。

     感染対策では、ブラックライトを使ってウィルスが付着していく様子や、コロナ禍で感染対策が最大であった時期に発熱患者に対応していた看護師の、当時のフル装備を体験しました。

     3日間のインターンシップの最後に、病院長と体験の感想などについて話をした後、修了証の授与をしました。

     参加した生徒から「インターンシップを経験して、将来の道として医療職ということも選択肢に考えてみようかなと思った」とのコメントもあり、このインターンシップの受入が将来の萩の医療を担う人材育成に寄与できたのかなと感じられる一幕もありました。

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